オムロン・高専機構 共同教育プロジェクト

平成27年度 制御技術教育キャンプ

 

ゆれピタッ!プロジェクト

Mission:「ゆれ」を制して高速で搬送するロボットを開発せよ!

募集要項

1.趣 旨

オムロン株式会社と独立行政法人国立高等専門学校機構は,ものづくりの現場で即戦力として活躍できる制御技術者を育成する目的で,共同教育プロジェクトを展開しています。この一環として,事前の自学自習と5日間の集中合宿におけるPBL型実習により,参加者の制御技術に関するスキルを高め,将来ものづくり現場のリーダーとして自ら課題を発見して解決できる高度な自律的エンジニアを育成することを目標として「制御技術教育キャンプ」を実施しています。

平成23・24年度は「回転寿司システム」,平成25年度は「4輪駆動電気自動車」,平成26年度は「3軸制御搬送ロボット」を課題として本キャンプを実施しましたが,今年度は「制振搬送システム」を課題とし,以下の要領に従って参加学生を募集することとしました。

2.募集人数

  計15名程度(「個人」もしくは「2名」「3名」グループでの応募)

* 別添のエントリーシートと応募課題の評価によって参加者を選抜します

* グループ応募であってもキャンプ中は同じグループになるとは限りません

3.日 時

平成27年8月17日(月)~21日(金)(集合:8月16日(日)16:00)

4.場 所

オムロン株式会社 東京事業所

(〒108-0075東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル7F)

※集合場所は,上記と異なる場合があります。詳細は参加が決定した際にお知らせします。

5.概 要

高専機構本部のYさんのところへ,クレーン運転士のKさんから相談がありました。「吊り上げた荷物運ぶのに,速く動かすと荷物が揺れるし,ゆっくり運ぶと時間がかかるし,これって,高専の技術力でどうにかなりませんかね?」話によると,荷物を揺らさずにスピーディーに運べれば,安全で経済的に効率よく仕事ができるらしく,港での荷物の積み降ろしやビルの建設現場など,実際の利用先も幅広くあるようです。Yさんが調べてみたところ,制振制御という制御方式があるらしく,この制御を使えばよさそうではありますが,さて,みなさんはどうやってKさんが望むシステムを創りますか? 今年の課題は,「吊り上げた荷物の揺れを最小限に抑えつつ素早く運ぶ搬送システム」を開発すことです。参加者はいくつかのチームに分かれ,3軸ロボットに各種センサーなどの機器を自由に搭載し,吊られた対象物を揺らさずに搬送する制御システムを構築します。この課題解決プロセスを通じて,制御技術に関するスキルの習得とともに,問題解決能力,デザイン力,マネジメント能力,コミュニケーション能力,リーダシップ力,チームワーク力などを養い,実践的な技術者としての素養を身につけます。

.応募資格  応募に当たっては,以下の全ての条件を満たすことが必要です。

(1) 国立高等専門学校に在籍する学生(専攻科生を含む)個人,もしくはそのグループ(2名

もしくは3名)であること。

(本科,専攻科のすべての学年の学生が応募できます。グループの構成員についても,

学年・学科・専攻科混合で構いません。ただし,キャンプ中は同じグループになるとは限り

ません。

(2) 学科長・担任等が責任を持って推薦できること。

(3) 選出された場合に全期間出席できること。

(4) 参加決定後からキャンプ実施までに,8.に示す事前学習ができること。

7.応募課題について

本キャンプの応募には,オムロン株式会社から各校に寄贈された教材キット(オムロンFAトレーナ・シリーズ ベーシックFA学習キット)を用いて応募課題を実践する必要があります。教材キットに付属しているテキストを用いてシーケンス制御に関する基礎知識を学習した上で,応募課題に取り組んでください。

教材キットの使用については,各校で管理している教員に問い合わせてください。(学校の事情により使用できない場合は担当教員,担当課を通じて国立高等専門学校機構・共同教育プロジェクト事務局にご相談ください。)

8.事前学習について

本キャンプにおける課題解決のためには,オムロン株式会社のマシンオートメーションコントローラ「SysmacNJ」の取り扱い能力が不可欠です。参加が決定した学生にはSysmacNJ学習教材キットを貸与しますので,これを用いて各自で学習を行ってください。また,事前課題を送付しますので,キャンプ集合日にレポートを提出してください。概ね40~50時間の学習時間が必要です。

9.単位の認定について

本キャンプへの参加を,オムロン株式会社のインターンシップへの参加と同等に扱うことができます。(対象学年,認定単位数,そのために必要な書類などは各校の規定によります。)また,前項の事前学習についてもインターンシップ単位の一部として認められる場合があります。単位の認定を希望する場合は,各校の担当教員,担当課にお問い合わせください。

10.応募要領

(1) 提出物

① 制御技術教育キャンプ エントリーシート・推薦書(エクセル形式,電子ファイル)

② 応募課題に対する成果(指定されたシーケンス回路図,ラダープログラム,最終課題の動画)(電子ファイル)

③ 応募課題実践による成長度自己評価シート(エクセル形式,電子ファイル)

(2) 応募期限

平成27年 6月  日( )  時(各校の定めによる)

【参考】各高専から共同教育プロジェクト事務局への提出期限:平成27年 6月16日(火)17時

(3) 応募方法 (1)の提出物を各校の担当課へ電子ファイルで提出してください。

11.選考方法

キャンプ参加者は,オムロン株式会社および国立高等専門学校機構・共同教育プロジェクトから選出された選考委員により選抜します。エントリーシートの記載内容より興味・意欲を,応募課題の成果により知識・スキル,実行力,発想力を評価します。

12.キャンプ経費

キャンプ参加学生の交通費および宿泊費は,オムロン株式会社から支給されます。ただし,食費(5泊6日分・1万円程度)および賠償責任・傷害保険にかかる保険料は本人負担となります。詳細は,キャンプ参加者へ直接連絡します。

(原則として所属高専の最寄り駅あるいは最寄りの空港から会場最寄り駅までの交通費および宿泊費の実費を支給する予定です。)

13.企画・運営

本キャンプは,オムロン株式会社および国立高等専門学校機構・共同教育プロジェクトが企画・運営します。

14.その他(応募者は,応募時点で以下の事項に合意したものとします)

(1)本キャンプの実施運営に際して取得した個人情報は,本キャンプの運営の目的のためオムロン株式会社と共有し,本キャンプに関連する目的以外で利用しません。また,「独立行政法人国立高等専門学校機構個人情報管理規則(http://www.kosen-k.go.jp/information/kojinjohokannrikisoku.pdf)」に基づき取り扱われます。但し,キャンプ参加者の氏名や高専名などをオムロン株式会社および国立高専機構が広報等に用いることがあります。

(2)選考結果は,応募者が所属する各校の学生担当課等を通じて平成27年6月下旬に連絡する予定です。

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(1) 概要

国立高専機構教職員の組み込みシステム技術向上を目的に、日本ナショナルインスツルメンツ株式会社による、グラフィカルプログラミング言語LabVIEWを利用した開発手法およびアカデミックのポータブルデバイスmyRIOを用いたシステム設計についての技術講習会を実施した。開催場所は、日本ナショナルインスツルメンツ株式会社東京本社トレーニングセンターである。

 

(2)応募者数と採択者数

全国の国立高専から34名の応募があった。IT共同教育プロジェクトチームによるエントリーシートの評価を行い、定員数12名へ絞った。日本ナショナルインスツルメンツは両コースの受講を強く推奨していたが、結果として、12名全員が両コースを受講という形となった。また、受講者12名中4名が技術職員であり技術職員の関心の高さを伺うことができた。この結果は今後の高専教育を考えていく上で非常に興味深い。

 

(3)講習内容

【LabVIEW基本コース】

開催日時    3月25日(水)14:00~17:00    3月26日(木)9:30~13:00

実施内容    ・LabVIEWの基本操作 ・VIの実装 ・配列・クラスタ ・ファイルI/O・サブVI ・変数

【LabVIEW応用&myRIO入門コース】

開催日時  3月26日(木)14:00~17:00  3月27日(金)9:30~13:00

実施内容    ・ユーザ・インターフェースの制御 ・イベントストラクチャ    ・myRIOを利用した疑似テルミン※の作成   (※音の周波数と強度を任意にコントロール可能な非接触式楽器)

 

 

講習会の様子

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(1)概要

全国51国立高専にかかる学生用のメールシステム及び学生間のコミュニケーションシステム等の共通基盤をマイクロソフトのクラウド型サービスである「Office 365 Education」(以下,Office365)で構築することとなった。また、高専の基盤システムを「Microsoft Azure」(以下,Azure)上で構築し,各校に対しても1TBの領域を利用できるように準備を進めている。そこで,国立高専機構教職員を対象とし、Office 365の活用事例紹介を通じた利用者講習会と、Office365およびAzureの管理者向け講習会を実施した。

(2)開催日時

開催は日本マイクロソフト品川本社であり、以下のとおりの3日間で開催した、ただしいずれの日同一内容のため、1日の受講とした。

平成27年3月25日(水) 9:00~18:00

平成27年3月26日(木) 9:00~18:00

平成27年3月27日(金) 9:00~18:00

(3)講習内容

【Office365】(午前)

1. Office365概要2. 個人用ストレージ OneDriveについて3. 学校ポータルサイトについて4. ナレッジ共有サイトについて 5. コミュニケーション(予定表,Lync,メーリングリスト)について6.Office365 ProPlusについて7. タブレット・スマートフォンからの利用について

【Azure】(午後)

1. Webサイトの作成・削除 2. 仮想マシンの作成・接続・削除

(4)受講者数数

各高専(キャンパス)から最低1名以上の参加を依頼したところ、全高専(キャンパス)から延べ114名の参加があった。参加者の内訳は、教員42%,技術職員43%、その他15%であった。また、専門分野に関しては、62%が情報系とであった。

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講習会の様子